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ストレスとこころ

ストレスとこころ

「ストレスなんて必要ない」「もう無理だ」と思うかもしれません。
しかし、残念ながら私たちの生活の中でストレスをなくすことはできません。
それよりも、『ストレスとどううまく付き合っていくのか』ということが大切です。

まずは、ストレスがたまったときの『SOS』のサインを知ることで、こころの病気の予防にもつながります。
大切な家族や友達を支える力にもなるでしょう。

ストレスは誰もが抱えるもの

ストレスをうまくコントロールする方法を知ることが重要です。
こころが疲れてしまったときやつらいとき、困ったときのためにセルフケアの方法を知っておくことでつらい気持ちも軽くなるかもしれません。

毎日楽しく、明るく過ごしたいものですが、現実はなかなかそうは上手くいきません。
友達とすれ違ってしまったり、先生や親とケンカをしてしまったり、職場で嫌なことがあったり…。
そんなさまざまなストレスから、気分が落ち込んでしまったりイライラして怒りっぽくなってしまうことは、ごく自然なことなのです。

しかし、こうしたツラさがいつまでも続いてしまうと、こころの中に蓄積されてしまいます。
そこから身体の調子も悪くなってくる方もいます。
そんなときは、『こころの病気』の始まりである可能性も考えてみる必要があります。

こころのSOS

また、こころの病気であったとしても、体調面の不調が目立ってしまうこともあります。
病院に行っても「原因不明」と言われたときには、その原因はストレスにあるかもしれません。
こころや身体の不調に気づいたときや、つらい状態が長く続くときには、こころが『SOS』サインを出していると考えてみることが重要です。

初めてのことで不安になってしまったり、人前で緊張することは誰にでもあると思います。
しかし、こうした不安や緊張がとても強く感じることで普段の生活に支障が出たり、自分のしたいことができなくなっている場合には、『不安障がい』という病気の可能性もあります。

ひとりで抱え込まないで…

不安障がいはストレスが引き金になっていることが多いこころの病気です。
恐怖心や集中することが困難、ちょっとしたことで驚いたりする、というようなこころのサインとともに、寝つきが悪かったり、筋肉が強張ってしまったり、疲れやすい、のどに何か詰まった感じがするといった身体のサインもあります。

強い不安を感じるような場面では、急に心臓がドキドキして、息苦しさやめまいなどが襲ってきたりして、死んでしまうのではないかという恐怖を感じる『パニック発作』を起こす場合もあります。
このようなときには、早めに家族や周りの人に相談をしたり、必要に応じて『こころの専門家』のカウンセリングを受けるなど、誰かに相談しましょう。